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★左から 笹沼晃さん、鈴木千尋さん、小西克幸さん、大川透さん |
アフレコの感想をお願いします |
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とても楽しく演じることができました。
現代劇を演じることが多く、こういう時代設定のある作品というのはあまりないので、新鮮に演じることができました。
身分制度のある時代なんですが、華族にも関わらず使用人としての裏のある奈津の存在というのが、切ないというか、台本を読んでいて「可哀想だな」と思いながら演じていました。
最終的には、日高と結ばれる事によって、心が解放されてよかったです。 |
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時代設定があったので、各キャラクターの時代の中の立ち位置っていうのが、その時代の歴史が実際どうなっていたのかを知らないと、難しいんじゃないかなと思いながら、読ませていただきました。
このお話しは、日高が策略に巻き込まれて捕まり、その時一時的に目が見えなくなっていたんですけど、介抱してくれた人がいて、その本人はすぐ側にいて、いつも会っていたのに気付かず、ずっと時間がたってから、気付くというお話なんですけど・・・。
日高がどこまで気付いてないのかなと思って。
もしかして彼は、奈津が自分を助けたことは分かっていなくても、どこか深層心理のなかで気付いていたところがあるんじゃないかなって。
だからこそ、惹かれるところがありつつ、彼の境遇を知らないこともあって、自分を酷い目にあわせた樋之口の一族っていう部分が強くて、誤摩化されていたんじゃないかなと。
そういう所も出ればいいかなと思って、今日はやらせてもらいました。
移り変わっていく日高と奈津のお話だと思うので、そういうところを聞いてもらえれば嬉しいと思います。 |
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今回、八起という奈津の従兄弟として出させていただきました。
屈託なく明るい性格で、身分とかあまりそういうのを考えないというキャラクターでした。
ちょっと世界観とは違うかなって感じになっちゃったかもしれませんが、対比としては面白いかなと思って、やらせていただきました。
今回は、シーン的にあまり出番がなかったので、何らかの形で続くのであれば、どんどん八起を出させてほしいと思います(笑) |
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悪役でした(笑)
いつもいろんな役をやらせてもらうんですが、BLで悪役って、もしかしたら初めてかもしれないというくらい珍しかったので、そこが新鮮でした。
時代が昭和の初めということで、現代語とちょっと違うんですね。それに、雰囲気を出したいなと思ったので、喋り方も普段よりゆっくりです。 |
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作品の感想をお願いします |
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華族としての奈津は本当の奈津じゃなくて、心の中は「小公女」みたいなイメージだったので、そういう感じで演じてみました。
最終的に日高の元で、本当の姿になれるというところまでが一連の作業だったんですが、そういう彼の感情の移り変わりを演じることができて嬉しかったです。 |
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先ほど言った事に追加をしますと、きっと彼は、元々社長を継がなければいけない所にいて、自然とそういう事に捕われているところもあったと思うんです。
けど、五年間海外に行ったことで、大きなものを得て帰ってきて、ちょっと視野的にも広くなったり、考え方も柔軟になっているのではないかと。
向こうに行くと物の見え方が変わるって言うじゃないですか。
だからその五年の留学がすごく大きく、彼に影響してるんじゃないかと思っていました。 |
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昭和のはじめというお話だったので、どういう時代だったのかなというのが僕もあったんですけど、この作品を聞いて、こういう時代にこういう人達がいたのかもしれないと思って、聞いていただけるといいかなと思います。 |
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時代は昭和初期なんだけど、話自体は普遍的なもので、特別その時代でなければ成立しないというわけではなかったので、誰が聞いても入ってきやすいんじゃないかと思います。
その中で、立場の違う二人の心が通っていく過程が、非常によくできているなと思いました。 |
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このCDの聞き所は? |
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ストーリーを一連として全体的に聞いてほしいですね。
ただ、あえて言うなら、印象的なシーンとして蛍のシーンが出てくるんですが、好きな気持ちを好きと言えないもどかしさ、悲しいからこそ笑わなきゃいけないというのが、演じていてすごく切ないシーンだったので、そこは聞いていただきたいなと思います。 |
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スタートとゴールがはっきり見えていた作品だったので、そこに日高と奈津の思いがあって、それに憲和とか、八起の無邪気さとかが、うまく絡まっている作品だったと思います。
日高と奈津が進むには、回りの人達が必要だったので、そのあたりを全体的に聞いていただければと思います。 |
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八起が出ているところを重点的に聞いてください! |
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そんなに強く作っていたわけじゃないんですが、出演者全員が昭和初期という雰囲気が出せればと思ってやっていました。そのあたりを聞いていただければなと思います。 |
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ファンの方に一言お願いします |
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凄く空気感がある作品だと思います。
特に昭和初期の時代の風というのが、作品の中に散りばめられているので、タイムスリップしたような気持ちで、聞いていただけたらなと。
ぜひとも原作を手に聞いていただけると、より楽しめると思います。 |
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このアフレコ始まる前に、原作者の先生から「代表作です」って聞いたので、やっぱりいい物にしたいじゃないですか。
作り手側の想いっていうのは、すごく大切だなって思うし、それがすごく届く作品だったので、僕らもそれに乗って、もう一つ上のいいものをやりたいなって想いが強く出てしまうので、その想いの集大成を聞いていただけたらいいなと思っております。 |
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昭和初期って聞かれている方は、ぴんとこないかもしれないんですが、俺たちが演じた人間達と、作品の中に入りつつ、楽しんでいただければいいかなって思います。 |
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みんな頑張ったんですけど、特に主役の二人は大変でした。運命に翻弄される日高と奈津ですが、「日高、なんでお前は分からん!」みたいな(笑)もどかしい思いになると思います。
みんな手に汗握りながら、「しっかりしろ、がんばれ!」な気持ちになって堪能してください。 |
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