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妄想エレキテル2
■収録後の感想
■聴き所、力を入れたところ
■高校時代に熱中していたこと
■ファンの方へのメッセージ
キャスト写真1
★上段左より、成家義哉さん、中嶋アキさん、浅利遼太さん
★下段左より、川原慶久さん、前野智昭さん、安元洋貴さん、梶裕貴さん
キャスト写真2
★写真上 左より、川原慶久さん、前野智昭さん、安元洋貴さん、梶裕貴さん
★写真下 嶋村侑さん
キャスト写真3
 
※嶋村さんのみ別日にインタビューさせていただきました。
収録後の感想
・山名春平役・・・・前野智昭さん

非常に楽しくやらせていただくことができました。
今回、付録なども合わせて春平を演じるのは5回目で、キャラクターも大体自分の中で出来上がっているというのもあったので、その分お芝居に集中することができました。
春平はストレートに感情を表現するキャラクターなので、僕のフラストレーションも溜まらずに、ストレスを発散できたんじゃないかってくらい色々やらせていただけて、非常に楽しかったです。

・本木文博役・・・安元洋貴さん

収録は長丁場だったんですけれど、疲れたっていうよりも楽しかった印象が強いです。
文博は感情発散型ではないので、起伏も少なければ少ないだけキャラクターが出ると思うんですね。
感情のふり幅が少ない中で演じることは、本当はストレスが溜まるはずなんですけれど、不思議と全然それがないんです。
きっと春平がいい意味で作品をひっかきまわして、うねりをつくってくれたからなんじゃないかなあと思います。
一番の感想は春平、前野、おつかれさん、って感じです。

・里中良人役・・・梶裕貴さん

相変わらず難しい役でした。
通算5回目の里中なんですけれども、ドSという部分を強調しようとすると、クセがありすぎるキャラになってしまうんです。
ナチュラルでSっていう部分を意識しながら演じることが難しいなと感じました。
ですが、ここまで同じキャラクターを演じさせていただくことが初めてなので、嬉しい気持ちを感じながら、楽しく演じられました。

・葉神勇助役・・・川原慶久さん

長く通じているシリーズだからこそ、お互いのことも、空気もわかっている、という中へ途中参戦。
「こういう高校生っていいなあ」って思っていたところだったので、「自分はこの輪に入っていいのかなあ」と不安でした。
でも、本当に素敵な現場でしたね。
親友から恋人へと関係が変わる戸惑いを前野さんがイキイキと演じられていたので、「前野さんは本当に素敵な方だなぁ」とか、『こんなに素敵だと、少し泣かせたくなるわー。』とか、そんな事ばかり考えてました。
一同「(笑)」
前野さん…本当にかっこよかった…。(にたり)

・山名秋乃役・・・嶋村侑さん

今回秋乃がものすごくハイテンションで。つくづく春平とは、やっぱり兄妹なんだなあって思いました(笑)
春平のバカ正直っぷりが凄く楽しかったです。

 
聴き所、力を入れたところ
・前野さん

春平はテンションの上下が激しいキャラクターなので、全体を通してその流れを聴いていただきたいです。
その中で、聴き所はみなさんで探してみてください。

・安元さん

作品のギャグとシリアスのメリハリじゃないですかね。
基本的にはギャグ色が強いと思うんですが、その中にちゃんと心の動きだったりが描かれているので、そのコントラストが一番面白いんじゃないかなと思います。

・梶さん

ドSでタチ専門のゲイという鮮烈なキャラクターなんですが、そのあたりはパっと聴いただけじゃわからないかもしれないけれど、聴いていくとジワジワ伝わってくると思います。それが里中の味だと思うので、その辺をじっくり聞いてください。
川原「聴いてて凄く、ドSっぽさが伝わってきたよ。里中になら攻められたいと思う」
なんですかそれー(笑)

・川原さん

聴き所は、前野さんの演じる春平の「自由で元気に、イキイキ跳ね回るところ」なんですが、それを魅せられるのも土台があってこそだと思うんです。
文博役の安元さんが淡々と土台を作って下さっているからこそ、皆でワイワイ騒いでいるところが凄く引き立っている。この緩急の差がこの作品の面白さだと思います。
文博の抑えた、淡々とした言葉に滲む春平への想いを、是非みなさんに聴いていただきたいですね。

・嶋村さん

作品自体がとにかくハイテンションで面白いので、思いっきり笑って元気になれるところがこの作品の聴き所だと思います。

 
高校時代に熱中していたこと
・前野さん

僕は高校時代はアルバイトに夢中でした。
飲食店のアルバイトをしていたんですけれども、もう学業そっちのけでアルバイトを…
梶「大丈夫?それ」
ダメ…です、けど大丈夫ですよね?
昔から言っているんですが、僕はその頃からもうずっと声優になるって決心していて、もし親が反対したときに自分が学費を出せるくらいの金額をためておこうと思っていたんです。
そういう意味も含めて、お金稼ぐのが楽しくてしょうがなかった。
そんなアルバイトにのめりこんだ高校生活でございました。

・安元さん

僕が高校時代に熱中していたことはバンドです。
ずっとドラムを叩いていました。
ヘヴィメタルを聴いちゃあ首を振り、それに憧れちゃあドラムを叩いたり。
あとはゲームセンターで格闘技ゲームばっかりやってました。

・梶さん

部活動です。
前野「何部だ!」
演劇部です。
前野「きた!サラブレッド!」
川原「サラブレッドの意味違う(笑)」
集団で何かをするということは難しいんですが、色々勉強になりました。沢山思い出はありますし、本当に3年間熱中しましたね。

・川原さん

熱中と言うか、生きることに必死でしたね。(笑)
高校最後の一年間、転地療養のため山形で寮生活をしてたんですよ。
雪に閉ざされたら、一番近くの商店まで買い物行くのに往復二時間かかったりするような所で、買い食いするにも命がけでした。
そこでの生活のお陰で随分鍛えられ、健康になりましたね。
人生を熱中する、思いっきり楽しむって素敵だなって事を学びました。

・嶋村さん

高校時代はお芝居を観ることが凄く好きで、いつも感動していました。その頃はまだ演劇をやっていなかったので、観る専門だったんですけど、いろんな劇団の舞台を見に行ってましたね。

ファンの方へのメッセージ
・前野さん

相変わらずてんやわんやな感じのシナリオになっておりまして、非常に楽しんでいただけると思います。
そして全部聴いていただき、然るべき所にたくさん感想を送っていただき、ぜひぜひ「妄想エレキテル3、4、5」…と続けていけたらいいなと思っております。
みなさまこれからも「妄想エレキテル」を宜しくお願いいたします!

・安元さん

続編を出して頂けたというのは何よりファンの方のリアクションと応援があったからだと思いますので、本当に感謝しております。
でも、そこに甘えるわけではなく、僕らも僕らでいい発信をこれからもどんどんしていきたいと思いますので、また何かの機会で「妄想エレキテル」の世界が皆さんの目に触れられるよう、僕らなりにも頑張っていきます。
そしてまた会えることができたら、そのときはまた愛してくださいね。

・梶さん

お手紙などで里中がすごく好きですと書いて下さる方が結構いらっしゃって、嬉しいです。初めて里中を演じることになった当時は、あまりこういう雰囲気のキャラクターを演じることがなかったので、新しい挑戦だったんですけど、その後、そのようなお手紙をいただいたり、里中に似たような雰囲気のキャラクターを演じることが増えたりもして、凄く自分にとって大きな転機になっています。
僕も大好きな役であり、作品であるので、前作を聞いていない方は前作も合わせて改めて聴いていただき、今回気になる終わり方もしてますので、今後に期待して欲しいと思います。

・川原さん

今回からの参加ですが、「妄想エレキテル」の世界を大いに楽しませていただきました。
春平と文博が、どういう経緯を辿ってここに行き着いたのかも含めて、前作やサイドストーリーがムチャクチャ気になる本当に素敵な作品でした。
この作品がこれからもどんどん続いていくように、自分も皆様と一緒に続きを楽しみにしています。

・嶋村さん

おかげさまで2巻がでました、ありがとうございます!
うちの兄は本当にカブトムシが好きなだけのバカで、でも可愛くって、とっても正直な人なのでこれからも、どうぞ宜しくお願いいたします!

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お待ちかね「妄想エレキテル2」が
遂に発売です!
本編以外の収録も多かった為、
すっかり馴染んだみなさんの、息のあった
やり取りを楽しんでいただきたいです。

今回も春平はハイテンションに
妄想を暴走させていますので、
そんな妄想シーンもお楽しみに!