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ブーランジェの恋人
■シナリオ・収録の感想
■聴き所、力を入れたところ
■主食はパン?それともご飯?
■ファンの方へのメッセージ
★上段左より、小野友樹さん、浅野真澄さん、三浦綾乃さん、神田みかさん、松本健太さん
★下段左より、遠近孝一さん、高橋広樹さん、野島裕史さん
★下段左より、遠近孝一さん、高橋広樹さん、野島裕史さん
 
シナリオ・収録の感想
・浅尾宗規役・・・・高橋広樹さん

台本のキャラクター説明に「王子様」とあったのでちょっとプレッシャーを感じていました(笑)けど作品を読み進めていくうちに、初心な男の子達の普通の恋模様だと分かったので、楽しくやれそうだと思って安心しました。
とっても幸せになりそうなカップルだなと思いました。
収録も終始和やかに進めていけて、楽しかったです。

・藤川聖役・・・野島裕史さん

収録は作品の内容のように穏やかーに録らせていただきました。
キャストには、優しい先輩もいたし(笑)本当に穏やかでしたね。
悪い意味での緊張をせず、いい意味の緊張感を持って演じさせていただきました。

・田辺役・・・遠近孝一さん

話の中で、パンとかケーキとか米とか食べ物の話がいっぱいでたので、今回の収録では、皆かなりお腹が鳴ってましたね(笑)
野島「言ってましたね(笑)」
うん、想像しちゃうんですよね、焼きたてのパンとか、パン屋さんの匂いとか…、そういうのが想像しやすかったので、それがお腹に影響を及ぼしまして(笑)
(一同笑)
だからなんとなく、いい匂いのする作品だったなーという感じでしたね。
野島「パンの匂いって、いい匂いだもんなー」

 
聴き所、力を入れたところ
・高橋さん

「王子様」って言われたことを気にしないっていうことです!
(一同笑)
本人も思ってないし!パブリックイメージっていうものもありますし。
本人が「俺は王子様だ」って言ってたら非常に嫌なやつになりそうな感じじゃないですか(笑)
あと、浅尾はパン屋を親父から受け継いでからも、自分の選択とかについていろいろと最初は悩んでいましたが、そういうのを見て、純粋でピュアな人間なんだなって伝わってきたんですよね。なので、そういう部分を大切にしようと思いました。

・野島さん

(フィフスアベニュー通信販売の)特典でも言ったんですけど、血圧上92と下58っていうのをポイントにしたんです(笑)
このキャラクターを演じるときにイメージしたのが、幼馴染の知り合いのお父さんだったんですけども、その人がとっても細くて色白でおっとりしてて、叱る時でも声はあんまり張らない感じで。
そういう風に作って第一声発したときに、イメージどおりと仰っていただけたので良かったです。仰って頂けたの…かな?(笑)
(一同笑)
具体的なイメージがあったので、キャラクターを作りやすかったです。
そうそう、その人も眼鏡をかけてたんですよ!そういう穏やかな人が、実際いるんだよっていうところも感じて欲しいです(笑)
(一同笑)

・遠近さん

編集の方って、眼鏡かけてて、イメージでは面白いことがあってもあんまり顔に出したり、声に出して笑ったりしないイメージだったんです(笑)
でも、田辺さんはよく吹き出したり、語尾の終わりに笑ったりしているシーンが多かったので、正直な人なんだなって思いました。
語尾で笑うとか、ちょっと間違えると邪悪な感じになってしまうのですが、腹黒なタイプじゃ無さそうだったので、その匙加減に気を付けました(笑)

 
この話はパン屋さんでしたが、主食はパン?それともご飯?
・高橋さん

まあ、ごめんなさない。米なんですけど(笑)
(一同笑)
浅尾君も自分の食事は米を食べてましたので、やっぱり日本人は米が主食なんじゃないかなと思います。それに米ってなんだか母親を連想するような気がするんです。子供の頃の食事はやっぱり米だったでしょう?それに僕にとってパンといえば昔は、「買いに行く」という、イベントみたいな感じで(笑)なんとなく特別な感じがあるので、毎日体に入れるものというのはやっぱり、お母さんの炊いたご飯かなって思います。

・野島さん

やっぱりどうしてもご飯かな。やっぱり一生(人生)のうちでパンと米どっち食べたかって言ったら、圧倒的に米ですし。僕のうちにもパンは「買いに行く」っていうイベントがあって、土曜日の朝食はパンっていうイベントがありました(笑)
高橋「あったあった。週末だけね(笑)」
それで小学生の頃、それを買いにいくお使い係だったんです。
なので、土曜日の朝のみパン派(笑)
(一同笑)
高橋「うちも日曜日の朝はパン派!」
やっぱり!(笑)週末の朝はパンなんだよね!平日ご飯、週末パン!(笑)
でも僕最近ビールが主食になりつつあります!
高橋「いかんねー」
遠近「麦なんだね!(笑)」
あ、麦ならパンの方が近いのかも!(笑)

・遠近さん

パンもご飯も好きなんです。あれば何でも食べるんですが、実はクロワッサンが苦手なんです。
野島「苦手なんだ!?」
うん。あれさ、食べてるとポロポロ零れるでしょ?子供の頃それをすごく注意されて。
それでクロワッサンの食べ方をすごく気を使うようになっちゃって(笑)
野島「そんなトラウマ(笑)」
パンは、クロワッサンからスタートしてるんですけど…
(一同笑)
野島「クロワッサンスタートなんですか(笑)普通食パンとかロールパンあたりかなと(笑)」
そうそう、僕はクロワッサンなの(笑)
だからポロポロ零しちゃいけないとか、食べ方にすごく気を使ってしまってちょっと落ち着かないなって(笑)
野島「すごくわかるー!」
焼きたてのフランスパンとかさ、ポロポロ零れるでしょ?
それが気になっちゃって気になっちゃって(笑)
野島「もう怒られないですよきっと」
身体に染み付いてるんだよ!(笑)
なので、味は好きですが、主食にするかどうかって時に楽なご飯の方が僕はいいですね(笑)
野島「零さないで食べられるご飯がね(笑)」
高橋「あとさ、昭和の給食で出てきた食パンってすっごいまずくなかった?」
野島「まずい!」
高橋「あれがいけないんだよ(笑)」
昭和のなんだ(笑)
高橋「うん、今の給食はすごい美味しいらしいけど、昔の給食の食パンは鬼のようにまずかったよね!」
なんでこんなパンの悪口なんだろう…(笑)
野島「パン屋のお話なんだから!(笑)」
高橋「あ…」
うん、でも皆、パンは好きですよ!(笑)
野島「先輩すみません(笑)フォローありがとうございます!(笑)」

 
ファンの方へのメッセージ
・高橋さん

演じる僕たちがすごく幸せになれて、あったかい気持ちになれました。遠近さんのお言葉を借りるなら、本当にいい匂いのするCDかなって思います。香ばしかったりスイート(笑)だったり甘酸っぱかったり…そういう雰囲気だと思いますので、是非腹ごしらえをしてお腹が鳴ってしまわないように、お聴き頂ければなと思います。
もしくはこれを聴いてお腹ペコペコにしてお母さんとパン屋さんに買い物に行くのも、おつなものではないかなと思います(笑)

・野島さん

何度も言うように穏やかなお話です。米派の私たちでさえ、パンを想像してお腹を鳴らすくらいですので、きっとパン派の方にとってはたまらない、イメージのしやすい作品になっていると思います。僕みたいに週末パン派っていう方には、是非週末に聞いて頂いて、パンだけにイメージを膨らませて頂いて…あれ、中途半端?(笑)
(一同笑)
遠近「“失笑”って書いておいてください(笑)」

・遠近さん

理想の恋愛像だなって思います。聴いていて素直になれる、ほんわかした、後味のすごくいい作品だと思います。
野島「パンだけにね(笑)」
うん、“失笑”だってば(笑)
(一同笑)
というわけで、演じる側も気持ちよく収録できたので、
野島「ふっくらした気分になれましたね!(笑)」
高橋「パンだけにね!(笑)」
うまいねー!もう!(笑)そういうことです。ふっくらした、温かい気持ちになれる良い作品なので、皆さんにもそれが伝わったらいいなって思います。

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王子様みたいなパン屋さんと、
少しおっとりした不思議な雰囲気の小説家。
そんな二人の、ふわふわとした恋のお話です。
穏やかな気持ちで全編聞くことのできる、
温かくて優しい作品です。
パンを食べながら聴いて、
幸せな気持ちになっていただきたいなぁと
思いながら制作をいたしました。
ぜひ楽しんでください!