倫太郎くんは、基本的にはフツーの子なんですけど、ちょっとドジな所があるかなーくらいで。それは僕も同じなんですけど（笑）
相手が楓さんであることによってそれが強調されて、ほんとにこいつはドジっ子だなって所に貶められたのは、嬉しくもあり悔しくもあり（笑）
相手が楓さんで、面白いバランスになったのは良かったなと思いました。
収録は、僕が好きな方達ばっかりだったので、平川さん、野島さん・・・・・・
代永「あれ！？僕は！？」
もちろん代永くんも（笑）
仕事なので緊張感は持ちつつなんですけど、いい感じでリラックスできて、凄く楽しく収録させて頂きました。

「ドＳなエロ家庭教師」ということだったんですけども、一見パーフェクトな男で、顔もいいし背も高いし頭もいいし、っていう彼なんですが、恋愛に関しては、多少臆病な所もあり、悩んだりすることなんかもあり。その辺の微妙な加減を上手く出せたらいいなと思いながら、原作や台本を読ませて頂きました。
実際収録に来てみたら、寺島くんをはじめ、他のキャストの方々が見事にヘタれて下さったり、怒って下さったり、変わって下さったり（笑）して、皆さんのお芝居に引っ張られてなんとかやれたんじゃないかなと思います。
とってもスピード感があって楽しい収録でした。

遥は一見物凄く可愛らしい男の子なんですが、裏を返すと凄いドＳでキチクな男の子なんで、読んだときはびっくりしたんですけど…
寺島「俺にそっくりだって？」
え、そっち？似てないよ！（笑）いや、まぁ……若干似てる部分があったりもするんですけど（笑）
ここまで吐き捨てるように捨て台詞を言って去っていくようなキャラクターは初めてだったので、とても面白かったというか、さすが楓の従兄弟だなっていう。楓ありきの遥だと思うので、血は争えないなって思いました。
収録は、あっという間に出番は終わってしまったんですけど、寺島君をどういう風に攻めたらいいんだろうととても悩んで、
寺島「一瞬ね（笑）」
こういう作品でなかなか人を攻めるってことはないので、平川さんのお芝居を聴きながら、こういう風にやるのか！と勉強をさせてもらって挑んだので、
平川「俺なんかで勉強なんかしたらだめだよー！」
いや、ほんとにとても勉強になりましたし、とても楽しく収録することができました！
でも、野島さんとももっと絡んでみたかったです（笑）

みんなドＳだったりドＭだったりドジッ子だったりしたんですけど、僕の演じた瑛介はノーマルで中間な感じで、熱血っていうか、真っ直ぐな子で、まあきっとＭだろうなって気はするんですけど（笑）Ｓの僕からしたら、翻弄してみたい！みたいな（笑）
楓さんのＳっぷりには、瑛介がどれだけ怒っても全然ダメでしたね。やっぱあいつはＭだな！
（一同笑）
僕、Ｍキャラで（笑）熱血キャラは初めてだったので、とても新鮮に楽しくやらせていただきました。
僕も出番的にそこまで多くなかったのは残念だったんですけど、みなさんのお芝居を聴かせていただいて、平川くんのＳっぷりを聴いて「Ｓってこうなんだな！」って勉強になりました。
平川「なんだよ、このプレイ。やめてください〜。」
いや、本当に平川くんのＳは良かったです！

全部オススメなんですけど（笑）特に心情の流れとかを聴いてもらいたいです。
あとは、野島さんの熱さを感じてほしいなと思います。ホントに熱かったです！
野島「クールな役が多いんですけどね、普段は（笑）」

基本的には楓と倫太郎がずっと出ている感じではあるんですけど、サブキャラクターのそれぞれの見せ場がちゃんと盛り込まれていまして、そういう意味では出番の多い少ないに関わらず、どのキャラクターにも聴いて頂いたときにポイントになる部分があるんじゃないかなって思います。
僕が個人的におぉーって思ったのは、代永君の変貌ですね。
こういう二面性のあるキャラクターをやっている代永君を初めて見た気がして、こんなこともできるんだ！やはり凶暴な爪を隠していたかと（笑）能ある鷹は爪を隠すんだなって思いました。
今日は僕が感情に流されたり、声を荒げたりっていう所が余りないキャラクターだったので、周りの方に引っ張って頂いたっていう感覚がとても強くて、四人のキャラクターだけじゃなくて、他の出演者の方々も沢山いるんですけど、全体的にみんなで盛り立てた作品だと思うので、全部聴いて頂けたらと思います。

僕も、作品通して全部面白いと思うので、全部聴いて頂きたいんですけど、やっぱり倫太郎君と楓さんの掛け合いというか、倫太郎君が楓さんに翻弄されていく姿というのが、とても面白い作品だと思っていて、倫太郎くんが、「あわわわわ」ってなってるのが、すっごく可愛くて！
思春期の男の子が、恋をした時に色々分かんなくなっちゃってるような状態が、キュンとしてしまうっていうか。
平川「確かに、寺島くんのこういうキャラクターあまり聴いたことないなぁ。」
そうなんですよ！寺島君の「あわわわ」な感じがすっごい「かわいーー！キュンっ」てなるんだと思います。
寺島「……今の、ちょっとイラっときた（笑）」
なんでだよーーー（笑）ほんとにオススメです！

代永君が言った通り、みんなちょっと普段の自分とは違う面の演技をしていた気がするので、普通にキャスティングするより捻ってあるイメージがあるんで、その本来の演じている人とは違う面を見る、聴くっていうのも楽しんじゃないかと思います。
そんな中でもやっぱり、平川くん演じる楓のＳさ。
平川「押すね！（笑）嬉しいけどさー。攻められたいの？」
あはは、平川さんは、ほんとオススメです！

苦手な教科は、理数系でしたねー。克服出来なかったですけど（笑）
数学では、最低１点を取ったことがありまして、ある意味０点取るより難しいって言う（笑）
計算式途中まで合ってたのに、答えが間違っていて、三角をもらって１点だったっていう。
得意なのは…倫理です！
他の人はあまり選ばないんですけど（笑）倫理の全国模試を受けたら、そこそこいい順位になったという事もありました。
現国とかもわりとできましたね。

好きだったのはやっぱり現国とかでしたね。よく先生と、解釈や解答についてバトルを繰り広げていました。
国語って答えが一つじゃない所が楽しいじゃないですか。それを決め付けてくる先生が許せなくて、戦いましたね。
苦手な教科は、数学、その前の算数も苦手ですね。算数の段階から既に苦手です（笑）
数学は、高校の時に２点を取ったことがあります。それはやっぱり、計算式は合ってるけど答えが間違っていて、それが２つあって、１点ずつで。丸は一つもなかったです。
克服方法というか…、僕は苦手な教科ほど、先生と仲良くして、毎日先生の準備室に聞きに行って、ワカンナーイって言いながらお茶を飲むって事をしてましたね（笑）
先生も、こいつは数学ダメなんだって分かると、遡って教えてくれるんですよ。そうすると、高校にいながら中学とかの復習もできるという。
でもさすがに、失った時間を取り戻すには３年という時は短すぎたみたいで、苦手なままでした（笑）
先生と仲良くなるのは、対処法の一つだと思います。

僕が苦手なのは、数学と英語ですね。今日の台本で、「強調構文」ってのが出てきた時なんじゃそれと思って（笑）平川さんが「これ、正解どっちだと思う？」って聞いて来た時点で「わっかんねぇ！」って諦めてる自分がいました（笑）
読むのは好きなんですよ、意味分からなくても発音良ければ褒めて貰えるので、好きだったんですけど、それ以外はほんとダメで。
数学は、最低７点っていうの取ったことありますね（笑）
寺島・平川「７点っていうのは、丸あるよね。いいなー、丸あるやつ。」
（笑）英語は０点を取った事があります。
逆に好きなのは、音楽とか美術とか好きでしたね。授業でギターとかやってたのが楽しかったです。
美術は、デッサンとか好きでした。
克服方は…、うち姉がいるんですけど、姉が理数系が得意だったので、いろんな解き方を教えてくれたりしてました。

小学生の時、算数理科が大好きで文系が苦手だったんですけど、ある時たまたま作文を書いたら、学校内で賞を貰って、一気に文系に（笑）
僕趣味もそうなんですけど、興味持ったものはとことん突き詰めていくタイプなので、その割りには長く続かないので、文系行ったり理系行ったりフラフラフラフラと。
結局全てが中途半端に終わりました（笑）一通りは全部好きになったことはあります。
一同「おーすげー！」

家庭教師には気をつけて！！（笑）
カテキョとのこういう恋愛もあるんだなー、とあくまで夢見る程度に聞いて頂いて（笑）楽しんでいただければ幸いです。

収録が終わってみて、「あ、いい話だなぁ」って思ったんです。台本読んでる時や、原作読んでるときは、はははーって笑いながら楽しんで読んでたんですけど、収録が終わって、自分がお芝居を全部終わらせた後に、「ほっ」ってなる、…ちょっと難しいイメージなんですけど、ほーってため息じゃなくて、「ほっ」て身体が軽くなるような、ほんわかするというか、上に向く感じがする作品で、僕もこの作品に携わることが出来て非常に幸せでした。
聞いていただく方にも幸せになっていただけると嬉しいです。

なにより平川さんのドＳっぷり！ 絶対聴いてる人はキュンとして、こういう風に攻められてみたいと思う人もいると思うんで、そういう人にはたまらない作品になってると思います。
後は、寺島くんの「あわわ」ってなってる可愛い高校生、僕の急変する姿、野島さんの倫太郎を可愛がってるけど楓には勝てない具合とか、聴いていただければ。
とても面白い作品になっていると思います。僕自身も仕上がりが楽しみな作品なので、ぜひぜひ楽しんで下さい。
そして是非続編を！

その続編を実現するには、みなさんが二枚ずつ買って、そしてこれ二枚買った方がいいよっていろんな人に勧めていただけるといいのではないかと。
今回のキャストの意外な一面が聴ける作品だと思いますので、一度のみならずどんどん聴いて、多くの人に勧めて下されば、続編に期待できるんじゃないかなって思います。
…あ、続編といえば、平川くんにほんとにゾクっとしました（笑）
（一同爆笑）