永遠の七月
■シナリオを読んでの感想

■収録を終えての感想

■このCDの聞き所について

■ファンの方に一言
★上段左より、金野潤さん、新垣樽助さん、吉田聖子さん、藤村歩さん、樋口智透さん、大原崇さん
★下段左より、鈴木達央さん、下野紘さん、小西克幸さん、恒松あゆみさん
シナリオを読んでの感想
・橘俊一役・・・小西克幸

リアルで等身大の人たちが登場する、実際あるのではないだろうかという風な錯覚を起こしてしまうような物語でした。
僕の演じる橘は、あまりキャラクターを作るという感じではなくて、彼が思っていることだったり、今いる境遇とかに上手く自分を乗せて演じられる、等身大でやれるようなキャラクターだと思ったので、非常にやりやすかったです。

・斉藤龍介役・・・下野紘

ストーリーを読んでいて、すごく感情移入がしやすいストーリーで、キャラクターの関係性とかも、ものすごくいいなーと思った作品でした。
原作の方も読ませていただいたんですけど、セリフを読む時でも、漫画を見てから言ってみると、「ここのニュアンスはこういう流れか」とか「こういう事だからこうなるのか」っていうのを声として形にしやすかったので、今回は結構すんなり出来たなと思いました。

収録の感想
・小西さん

今回等身大でやろうと思って、こういうストーリーだからこうしようとかは考えていなかったんです。
ストーリーの流れはもちろんあるんですけど、下野くんが出してきたものに乗っかってやれればいいかなと思っていたので、それによって自分が思いもよらなかった気持ちとか音が出て、すごく面白いなと思ってやらせていただきました。
僕の役と下野君の役の波長が、上手くあったのかなと。
非常にやりやすかったです。

おもしろエピソードは、収録中、下野くんが散々いじられまして(笑)絡みのシーンの時に、雰囲気を出す為に、音楽を流そうかとか、照明落とそうかとか、アロマを焚こうかとか(笑)いろんな事を言われていたのが面白かったです。まぁ、僕も言ってましたけど(笑)

・下野さん

このキャラクターが僕にとって等身大だったのと、小西さんが演じていた橘と本当に波長が合ったので、僕自身キャラクターに感情移入しやすかったです。
小西さんとの掛け合いがすごく楽しくて、とてもいい形で作品が出来たんじゃないかなと思いました。
本当に演じていて楽しかったです。

おもしろエピソードに関しては、何をもって面白いのとするのかはよく分からないんですけど(笑)もう、「僕が面白い」と言いたい所です…(苦笑)。
これに関しては、小西さんの言う通りです(笑)


聴き所や、力を入れたところ
・小西さん

下野君と仕事で一緒になることがあまりなくて、この作品に関しても、やるのは今回初めてじゃないですか、でもこう言ったらこう返して欲しいなっていうのがちゃんと返ってきたり、上手くお互いのバランスが取れていて、不思議だなーと思いました。
そこが聴きどころです!
今回、割と女性が多いお話で、橘には婚約者がいて、その婚約者がまた、偉いというか(笑)いい女ですよね!
こういう作品で、女性がピックアップされて出てくることがなかなかないので、その辺も面白いと思います。
この話は、エピソード間のキャラクターの感情をちゃんと埋めてくれているから、僕もすごく演じやすかったんじゃないかと思いました。

・下野さん

二人の掛け合いが、本当に気持ちよくて、「こう打ってきた!じゃあ俺もこう返すぞ!」っていう感じで、すごいハマっていたと思ったので、聴き所というか、そういう雰囲気の全部を聴いて頂けたら、「本当に気持ちが合致していたんだ」というのが分かって頂けると思います。

ファンの方に一言お願いします
・小西さん

非常に素敵な作品に仕上がっていると思いますので、ぜひ聴いていただいて、もし知らない人がいたら、薦めていただけると嬉しいです。
原作と一緒に合わせて、読みながら聴いていただいてもいいんじゃないかと思います。
楽しんでもらえれば、それが一番です。

・下野さん

出だしの雰囲気は明るかったり、爽やかだったりするんですけど、その先には少し、仄暗い部分があって、すごくキャラクターたちが人間らしい作品だと思いました。
聴いていて、ものすごく感情移入していただけると思いますので、ぜひとも聴いていただいて、いろんなお友達にも広めていただけたらと思います。

お二人の息がぴったりとあった、
まさに生きた掛け合いが聴ける作品になりました。
キラキラした七月の空気を、このCDから
受け取ってください!