愛と仁義に生きるのさ
■アフレコの感想

■このCDの聞き所について

■ファンの方に一言

★左下から中村悠一さん、谷山紀章さん、川原慶久さん
アフレコの感想
・三佐和悠役・・谷山紀章さん(以下、谷山)

台本自体がおもしろくテンポがよかったので、そのテンポを出せたらいいな、と思いました。長嶺に惹かれていく心情を自然にやろうと思ってて、それが出来たんじゃないかなと思います。
ラブシーンは二人きりでやらせていただいて、ムードある感じに仕上がったと思います。
やはり、ラブシーンは肝ですからね!
誤解が解けて大団円、という展開が美しく、最後のナレーションも晴れ晴れとした気持ちで出来て、やってて楽しかったです。

・長嶺治彦役・・・川原慶久さん (以下、川原)

悠に惚れ込むあまりデザイナーだという事を明かせない辺りのシーンなどでは、長嶺の「見た目はかたくても中身は純」なところがよく出ていて、とドキドキしながら読ませて頂きました。
そんな「優しいけど、抜けた部分」のある長嶺が出せてたらいいな、と思います。
収録は、ただただ緊張していましたね(笑)
エロスのところは、台本を読みながらあまりの緊張に両手がしびれ始めてしまい、台本がかさかさ鳴っているんじゃないかと…。
本当に顔を真っ赤にしながら演じさせてもらいました。 そういうところを想像しながら聴いてもらえると、また違った味が出るかも知れません。
いいですね、ラブ!

・三佐和透役・・・中村悠一さん(以下、中村)

コメディタッチで非常に読みやすい台本でした。聴いてる人が最後まで疲れずに、あっという間に終わる感じになるよう、気を付けて演じました。
家で台本を読んで自分や他のキャラクターを想像していたのですが、現場ではそれぞれ作ってくるキャラのパターンが違ったので、きっちりテストできてよかったです。
最初から本番だと、谷山さんの演技に笑いが止まらなくて、きちんと絡めなかったと思います(笑)
谷山さんのセリフ回しの引き出しが予想を超えてて、おもしろかったです(笑)
そう言う意味で、悠との掛け合いが楽しかったです。

・新海聖司役・・神谷浩史さん(以下、神谷)

非常におもしろい台本でした。普通、ヤクザなのにそれを隠すというパターンはあるけど、この作品は逆で、ヤクザじゃないんだけどヤクザに見えて勘違いされるという設定がとてもおもしろいな、と思いました。
読み始めのテンションが最後まで持続するおもしろい作品なので、参加できて嬉しかったです。
収録では……川原くんが男気溢れる感じで格好良かったですね。
本人はそうとうテンパッてたのですが(笑)
いい役者に恵まれ、とっても楽しくアフレコさせてもらいました。

 
このCDの聞き所・演じたキャラクターについて
・谷 山

悠は求められることに弱いのかな、と。
今まで女の子にモテたことがない分、ここまで強烈に求められる男と出会ってしまい、はまったんじゃないでしょうか。
最初は大好きな任侠映画の主役に似ているから長嶺に惹かれたんですが、それだけじゃなくて、仕事に対する姿勢とか共感するものがあったからこそ、だんだん本当に好きになっていったのだと思います。
おすすめは全部なのですが……強いて言うなら指が入る瞬間ですね(笑)それのリアクションです。

・川 原

長嶺は自分の仕事に対して真摯な分、人の仕事に対してもプロフェッショナルな部分を求めていて、そういう意味で人間全体をひっくるめて悠を好きになったのだと思います。
長嶺は純情だし、一本芯が通っていて格好良く、愛情の持てる人でした。
作品全体を通していいなと思ったのは、三佐和兄弟ですね。
信頼感溢れるおもしろ兄弟で、何でも話せるし、信頼感があるからこそ最後のカミングアウトも受け止められたのだと思います。そんな二人で三佐和クリーニングをやってるんだなぁとホンワカしました。
この二人の兄弟がしゃべっているシーンが大好きです。

・中 村

透はまだ計り知れないところがあるのですが、モテるということで格好いいんでしょう。お兄ちゃんは情熱を持って仕事をしているのですが、弟は会合に行ったことを話すだけ。
多分、表に立つのはお兄ちゃんで、弟は裏でアイロンでもかけてるのかな、と思いました。
二人で店を切り盛りするのは大変なことだと思うので、お兄ちゃんとうまくやっていってるってことはお互いに認めあっているんですよね。
透も仕事に対しては真摯に取り組める人だと思うので、次作があれば、僕も必死に仕事のことを説明したいと思います。
おすすめは、僕がツボにはまった、谷山さんの芝居です(笑)
僕には衝撃的でした。そんな引き出し有るの!?みたいな。
今まで出会った役者さんになかった引き出しなんで、谷山さんの表情がころころかわるシーンを聴いて楽しんで頂きたいと思います。

・神 谷

新海は、初めは線の細い感じをイメージしていたのですが、イラストを見たら、わりと一本芯の通った人に見えました。
全部上目線で対等には戦ってない、のらりくらりと相手にしていない感じなのかなと思ってたんですが、そうじゃないのかもしれないな、と。
川原君(長嶺)との会話シーンでは、端から見たら新海の方が上目線で聞こえるかもしれないけど、根っこの部分としては対等にしゃべっている感じで演じました。
単純にクール、というだけじゃなくて、何か内に秘めたものがある、というのを意識して作ってみました。
最後の、野球で負けてかなり怒るシーンでは、その根っこの部分が出てきていて、彼のそういった部分が垣間見えたらいいな、と思います。
あとは川原君のかっこいい声と、紀章のかわいさですね(笑)

 
ファンの方に一言お願いします
・谷 山

テンポがあって流れがあって、とても楽しい作品です。キャラも個性的で聴いてて楽しめると思います。これを買った暁には三日以内に五人の友達に紹介しないと呪われる、という都市伝説もあるとかないとか……(笑)
なので、ぜひお友達に勧めてほしいと思います。

・川 原

とても素敵な作品なので、ぜひ皆様最後まで楽しんで下さい。短くてすみません。

・中 村

絶対に後悔しない、あっという間の一時間が楽しめるテンポとノリになっているので、ぜひ聴いて「谷山さんってすごいな」、「声優さんってすごいな」ってことを感じてほしいです。よろしくお願いします。

・神 谷

非常に楽しい作品に仕上がったと思います。ヤクザ物が好きな人もそうじゃない人も楽しめる作品になっているので、ぜひぜひ聴いて下さい。僕は今回演じて、この役が好きになったので続けてやれたらいいな、と思います。

 
 
とってもテンポのよい、勘違い(?)ラブなお話です。
スピーディーな掛け合いが、聞いていてとても気持ちのいい1枚になりました!!

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