現場の空気が凄く暖かく和やかでしたので、気持ちがお芝居へ向かいやすい雰囲気の中、演じさせていただきました。
先ほど羽多野さんもおっしゃっていたのですが、僕も羽多野さんとは初めてではないような気がしました。
小野:本当に初めてですよね?
羽多野:だと思うけどね?(笑)
というくらいに、不思議な安心感を抱いておりました(笑)
―八代というキャラクターについて
初めて原作コミックスを見せていただいた時、表紙や最初のページに描かれている八代が女性に見えてしまい、驚きました(笑)
しかし、原作を読み進めていき、女性の服を着る趣味のある男の子なのだということがわかりました。
八代は学校ではごく普通に明るく振る舞っているのですが、女装という秘密を抱えているキャラクターです。
その秘密が暴かれた瞬間の凄く焦っているシーンや、可愛いと言われることに対する反応、徐々に女性に憧れている自分に気付くという過程など、気持ちの表現を終始大事に演じさせていただきました。
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