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小さな恋のメロディ
■シナリオの感想と演じる上でポイントにしたところ
■高校生のとき熱中していたもの
■ファンの方へのメッセージ
キャスト1
★上段左より、風間健太郎さん、菊本平さん、外谷勝由さん
★中段左より、慶長佑香さん、吉田聖子さん、児玉明日美さん
★下段左より、保村真さん、吉野裕行さん、水島大宙さん、大川透さん
キャスト2
★左より、保村真さん、吉野裕行さん、水島大宙さん、大川透さん
 
※大川さんのみ書面にてコメントを頂きました。
シナリオの感想と演じる上でポイントにしたところ
・奥村栄司役・・・・吉野裕行さん

僕が演じた栄司は、巽とは対照的な感じのキャラクターで、見た目の印象からすると巽よりも栄司の方がやんちゃしている感じだったので、そこに重きを置いてあまり品良くしたくないなと思って演じました。巽の方が社交的な感じがするので、はっきり差が出るように演じました。

・中沢巽役・・・水島大宙さん

巽は収録をする前と後で、結構印象が変わった部分がありました。
最初は、やんちゃな栄司に振り回されるのかと思っていたのですが、ほぼ振り回す役だったなと。だけど恋愛面では、あくまでも自分(巽)がヨメなんだとということで、「そうか、これって恐妻になっていく感じの恋愛か!」と思いました(笑)
演じるポイントとして考えていたのは、聴いて頂く方はもちろん、栄司にもそうなんですが、中にあるものを掴ませない感じ。本人は普通に、自然体で笑顔なんだけど、逆にソレが「お前わかんないよ!」って感じになればいいなと思って演じました。

・脇野役・・・保村真さん

脇野は2人のクラスメイトで友人なんですが、僕は油断するとすぐ老けちゃうので、2人のバランスにちゃんと入れるか心配で、テンションとかお芝居とかで高校一年生になろうと頑張りました。
キャラクターとしては、結構世渡り上手で、上っ面な会話が上手にできるようなチャラ感みたいなのがあって…
吉野「ぴったりじゃないか(笑)」
やっぱり?(笑)そうなの。僕もね、すごく共感できたので、演じやすかったです(笑)

・奥村喜一郎役・・・大川透さん

高校生の男の子の恋心って、かわいいんだなぁと改めて感じました。
楽しい収録でした。
原作のお父さんは、着物姿の落ち着いた、でも少し若めのキャラだったのですが、それを音だけで表現すると、お父さんっぽさが出にくいかも、と思って、その点を意識しました。

 
高校生のとき熱中していたもの
・吉野さん

高校生…のときなんて一番どうしようもない時だと思う(笑)
水島「同じだ(笑)」
そうだな、一番ハマってたのは…、その当時はまだ、DVDが無いので…、あ、すごい昔っぽいけど(笑)
水島「無かった無かった(笑)」
映画のビデオを借りてきてみんなで見るんですよ。んで、その後は卓球をしてしました。
友人宅の離れみたいなところを溜まり場にして、週末はビデオを見ては卓球し、夜中にはゲームをして卓球してと…(笑)
(一同笑)
保村「悪の巣窟ですよ(笑)」
そうそう(笑)でも当時は、その遊びに超熱中していましたね。
誰かがビデオ借りてきて順番に…あ、でもエロいやつとかじゃないですよ?(笑)
保村「でもエロいやつも…?」
うん、エロいやつもちょっとはあったけども(笑)でも基本的には映画でした。

・水島さん

いやー僕は吉野さんより、何もないんですけど…(笑)
高校のときに夢中になっていたのは…
吉野「誰?カオリちゃん?(笑)」
あーカオリちゃんは、あの…(笑)
(一同笑)
吉野「知らねーよ!誰だよって話だよね(笑)適当に名前つけてみた(笑)」
いやー、僕男子校だったんですよ。だからそういうことも無いんですよねー。
吉野「同じ同じ!」
なので、何を楽しみにしていたかというと…、これ本当に暗い話のつもりは無いんですけど、ひたすら卒業を目指して…(笑)
吉野「時間よ早く経てってね(笑)」
そうそう、カレンダーに毎日×をつけてですね(笑)
(一同笑)
保村「この支配からの卒業を(笑)」
吉野「よし、今日も一日終わったーって(笑)」
そうそう、「早く土曜日来ないかな」って(笑)
(一同笑)
吉野「あと、263日だ…つって(笑)」
保村「怖い!マジで怖い!(笑)」
ってなことをやっていたりしたこともあったんです(笑)
あとは、音楽を聴くのに夢中になっていましたね。しかも寮生活で自分の部屋もないので、ポータブルのCDプレーヤーを持ち込んでいました。部屋にいる奴ら、みんな漫画読んでるか音楽を聴いているかのどっちかで、あんまり会話の無い感じでした(笑)体育会系な面子だったので騒ぐときは楽しく騒いでいたんですけどね!でも、みんな限られた自分の自由な時間だったのでとにかく自分の楽しみたいことをやるって感じでしたね。
何か数年を通して頑張った!という感じよりも日々のかすかな娯楽に全力を注いでいました(笑)
吉野「なんで会話しなかったの?皆でテーブルトークゲームしようとかならなかったの?(笑)」
保村「そうだよ!TRPGとかさ(笑)」
無かった!無かったんですよねー!(笑)
吉野「俺がゲームマスターやるわ、とかさー(笑)」
ねー(笑)そんな不毛な感じで生きてたんです(笑)
保村「彼をオチに持って行ったらよかったですね(笑)」
(一同笑)
大丈夫!やっさんが最後盛り上げてくれるから!(笑)

・保村さん

高校の頃はずっと部活です。バスケね。んで当時某バスケ漫画が流行って、まあ新入部員がたくさん入ってきまして(笑)そしてすぐに皆辞めていきましたねー。
地味でキツイからね、走ってばっかりだし。ダンクとか、出来ないからね(笑)
吉野「当たり前だよ(笑)」
どう考えたってリングに触れないんだからさ(笑)
そんな感じでずっと部活部活の毎日でした。でもレギュラーにはなれなかったです(笑)ずっと控えでした。中学からちゃんとやってきたやつはやっぱりすごいなって思いましたね。

―保村さんは高校から始められたんですか?

いえ、中学の頃からやってたんですけど(笑)
(一同笑)
吉野「ダメじゃん(笑)才能無しだよ!(笑)」
うん、中学の頃は皆が走ってる横でこう…わーわー言ってるだけで(笑)だから中学の頃からちゃんとやっとけば良かったなって思いました。
あ、うちは共学でしたよ。
吉野・水島「チッ!」
(一同笑)
絶対に男子校には行きたくないって思ってましたから(笑)
吉野「俺だって共学だよ!俺らの年から!」
それ先輩皆男じゃん(笑)
吉野「そうそう、怖い怖い(笑)」

・大川さん

全くモノにならなかったけど、ギター。
今では全然弾けません。

 
ファンの方へのメッセージ
・吉野さん

幼馴染で身近にいる友人が、長い事自分を好いてくれていたということを知って、彼自身初めて、男同士の恋愛というものを意識するわけで…。「好きなのかどうかわからない」し、「相手の好きに自分が追いついているのかわからない」って台詞があったけど、それが初々しいと思いました。純粋な気持ちは、僕はもう無くなっちゃったけど(笑)
(一同笑)
でもそういうのっていいなって思います。相思相愛ですしね。
最後に何かこのタイトルに引っ掛けてうまいこと言えればいいなって思ったんですけど、特に出ませんでした(笑)
(一同笑)
この先、誰かがうまいこと言ってくれると思うので託します(笑)

・水島さん

原作を読まれたことのある方とそうでない方、どちらの方も聴かれると思うのですが、自分が台本を読んでるときに、キャラクターの表情を音として是非トレースしたいなという気持ちがすごくありました。それが作品の雰囲気にすごく重要になってくるという意識の元、演じてみたので、それが表現できていればいいなと思います。
もし音声からお聞きになった方で、そういう表情とか雰囲気に興味を持って頂ければ、原作も読んで頂いて、この作品がもっと広がっていけば嬉しいです。

・保村さん

脇野くんの「俺のこと、忘れてね?」という台詞がありましたが、ここにいるよ!(笑)このお話は、脇野くんがいるからいいスパイスにもなっていると思います。
なんかうまい事言えないんですけど…(笑)
(一同笑)
うん、2人だけじゃないよってことで(笑)
水島「光あれば影有りみたいなね」
そういうことなのかな…?(笑)
吉野「それはちょっと違う(笑)」
とにかく、俺はいいスパイスになっていると思…、って俺押しすごいな!(笑)
(一同笑)
水島「でも個人的に僕は、お見舞い時にこっそりAVを差し入れてくれるのは、かっこいい!って思った(笑)」
かっこいいの?(笑)
水島「あれはかっこいいよ!男の中の男でしょ!(笑)」
マジか!あれが!(笑)
水島「あんな気のきいた差し入れをする高校生いないよ!」
ああ、確かに。高校の頃ってそういうもんだよね。なぜか帰り、自転車の籠の中にビデオテープが捨てられてあったりするわけですよ!(笑)
(一同笑)
吉野「そういうものでした!(笑)」
うん、そういうものでした(笑)
だから皆さんにもこの「小さな恋のメロディ」…いや、無理だ(笑)
吉野「な!うまいこと言えないだろ!(笑)」
(一同笑)
うーん…、あ、よし!この作品が、あなたの心の「小さな恋のメロディ」になればいいなと思います。俺今うまいこと言った!(笑)
吉野「もうコメントこれだけでいいよ。他全部カットね(笑)」
だからみんな聞いてね!ってことです!(笑)

・大川さん

カワイイ男の子たちのカワイイラブストーリーです。
どうぞ楽しんでください。

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高校生の男の子達が、学校生活を中心に
わいわいする雰囲気。
まさにそれがそのままドラマCDに
なっています!!
等身大のもどかしい恋愛を細かいお芝居で
演じ切っていただきました。
ぜひ聴いて、きゅんきゅんしてください!