前野くんとは、最近よく共演しているので勝手知ったる仲だし、マスター役はひーちゃんだしで、本当に楽しい収録ができました。
シリアスなお話のように心の葛藤があったりするドラマは考え込んでしまったりするんですが、今回は感情の流れが分かりやすくて楽しく演じることができたので、収録があっという間でしたね。
ギャグシーンもここで飛ばさずどこで飛ばすんだと、目一杯飛ばして演じました（笑）
すごく楽しかったです（笑）

すごく緊張したっていうのが素直な感想です。
事務所の大先輩のお二人と一緒に共演させて頂くのは光栄なことだなと思って演じましたが、やはり、いざマイクに立つと「うはぁー」というなんともいえない感じの緊張が全身を駆け抜けていったというか…（笑）
（一同笑）
それでちょっとご迷惑をかけてしまったところもあったんですが、前回ショートストーリー（応募者全員サービス）でやらせて頂いた作品だったので、すんなり作品に入れて、収録も楽しかったです。
作品自体がコメディタッチでありながらもしっかり芯があるストーリーだったので、感情移入できましたし、充実した時間が過ごせました。

率直に楽しかったです（笑）
僕の演じたマスターのポジションが、一歩引いて二人のやり取りを見てる立ち位置だったじゃないですか。アドバイスしたり、あえて一石投じて波紋を広げてみたりとかなので、僕もそれにシンクロするかのように、ちょっと一歩引いて森川と前野の二人のやり取りを見てました。
僕としては、二人のバランスがちょっと面白かったですね（笑）
共演者だけど一歩引いたギャラリー的な立場にいられたというのが、買って聴いて頂く皆さんの立ち位置にも近い所だったと思うので、その僕が楽しめたってことは皆さんも楽しめると思います。うん、森川と前野…面白いっす（笑）
（一同笑）

おじさんを演じているのですが、四十代前半というキャラクターの設定で「ああ、おじさんだな…」と思ったら、「あ、俺とおんなじ年だ…俺もおじさん…！（ハッとする）」みたいな（笑）おじさんがおじさんを演じているのが、不思議な感じがしましたね（笑）
（一同笑）
なんかこう…これほど自分自身でも「おじさん」って言って、周りにも「おじさん」って言われながら演じるというのが、自分の中では新鮮で、僕の中では初めての経験だったりするのでその辺を聴いて頂きたいです。
後はマスターのキャラクターがとっても可愛くて癒されるんです。名前があるはずなんですが、作中で出てこないんですよね（笑）
檜山「ないんですよねー（笑）」
多分マスターのバックボーンにもいろいろあって、おそらくマスター的には匿名で出たいってことなんじゃないかなって（笑）
（一同笑）
檜山「それはプライベート的な（笑）」
そうそう、要は身内にばれたくないっていう要望があったんでないかなと（笑）そんなリアル設定なマスターがお勧めだったり。

あと倉本と北斗が働いている会社はいったい何をしている会社なのかなって…（笑）
檜山「結構でかいぜ？静岡に支店があるんだぜ？」
そうそう。とても気になりました（笑）
とにかくおじさんが可愛いＭで、倉本がとってもドＳというアンバランスでいながら、聴いていてもアンバランスかなと思うんだけど、どんどん可愛くなってくるのがこの作品の魅力だと思いますね。

最初は北斗のモノローグで、北斗の気持ちがわかる北斗視点かなと思いきや、倉本のモノローグも入ってきて、二人の視点が交差するんです。そのおかげで、話がわかりやすく展開していくので、そこが聴き所かなって思います。

先ほども言ったとおり、マスターは傍観者的な立場だったので、登場シーンはそんなに多くないんですけど、出てきた時にはそれなりの存在感は出そうと思ったので、シリアスなところとコミカルなところを結構派手なふり幅で演じました。
あとはゲイのマスターってことで、そういうテイストも混ぜたので、楽しんで頂けるかと（笑）

森川が実年齢と役の話をしましたが、意外に我々実年齢をやるのはあんまりないんですね。四十代前半というリアルな歳を森川が演じて「あれ？こんなだっけ四十代って…」という葛藤がきっとあったと思うんですよね（笑）
森川「うん…（笑）」
マニアックな楽しみ方ですけど、この実年齢を頑張って演じている森川を楽しんでいただければなって思います（笑）
本当に手探りだと思うんです（笑）僕らは若いなら若い、年寄りなら年寄りって演じるのは楽なんですけど、実年齢ってどこまで演じたらリアルなの？ってところがあるので、森川自身は自覚ないかもしれませんが、傍観者的な立場の僕から見るとちょっと普段と違った森川のスタジオワークが楽しめました（笑）
そんなところも注目していただいてね…。あ、でもこれは二回目三回目に改めて聴きなおすときの楽しみ方として…（笑）
（一同笑）
一回目はストレートにお話を楽しんでいただいて、二回目、三回目はこういう楽しみ方もあるよっていう…（笑）
（一同笑）
森川「そうそう、とんかつ茶漬けみたいな、いろんな味が楽しめますよっていう（笑）」

車庫入れ（笑）
（一同笑）
コインパーキングはとっても面白いですね、いろんなバージョンがあって（笑）
入れやすい、入れにくい、出やすい、出にくい、ドアがあかないなど（笑）これは面白いなって。
時間がある時なんかは、入れやすい所をあえて避けて「え？これ…ええ？どうやって入れるの？」っていう所に挑戦したりします。パズルみたいで面白いです（笑）
檜山「どこでどう切り返す、とかな？」
そうそう。たまにすごい所に入っている車を見ると、「この車どうやって入れたんだろう…」って考えたりね。
檜山「今まで気にならなかったことがね（笑）」
そう、気になるの（笑）
車庫入れでハマってるとか言うと、まるで下手で出られない人みたい（笑）
（一同笑）

最近トランクスからボクサーブリーフにしたんですけど、こんなにあったかい物なのか！と。最近はもっぱらボクサーブリーフを買い漁っています。
（一同笑）
森川「ハマってるのか（笑）」
檜山「それは何か、ハマりがいいのか（笑）」
はい、そっちの意味でもハマりがいいです（笑）
僕十何年ずっとトランクス派だったんです。今までボクサーブリーフをちょっとバカにしてたというか、なんかブリーフってかっこ悪いっていうのが僕の中にあったんですよ。
檜山「あれだろ、真っ白なやつをイメージしてたんだろ？（笑）」
そうなんです！（笑）そんなの子供とおっさんが履くものだろ！って思ってたんですけど、機会があって履いてみたらこんなに良いものなのか…と（笑）
森川「俺もボクサーブリーフだよ（笑）今逆にトランクスって…」
檜山「俺トランクスだぞー？（笑）」
森川「トランクスなの！？（笑）」
両方良いと思うんですけど（笑）僕はボクサーブリーフの魅力にハマりました（笑）
森川「買い漁ってんでしょ（笑）」
はい（笑）いろいろ種類があるので…
森川「ふーん、そういう趣味なんだ（笑）」
いやいや、なんの話でしょうか（笑）
（一同笑）

デパートの駅弁フェアが今やってますけど、数年前からハマりました（笑）
基本人ごみが嫌いで、人がいっぱいいるところは嫌いなんです。おいしいものはいっぱいあるかもしれないけど「なんでこんな人ごみの中にわざわざ…」って思ってたんですよ。でも、何年か前に軽い好奇心で行ったらすごいハマりまして、それから毎年行ってます（笑）しかも、それの駅弁フェアをきっかけにして、デパートの物産展にさらにハマりまして（笑）
（一同笑）
森川「檜山を探せ！が出来るね（笑）」
うん（笑）デパートとか苦手だったし、物産展とか更に人ごみじゃないですか！だから絶対自分はこういうところにハマらないだろうと思っていたのに、今はそのためなら多少人ごみでも構わん！って行ってしまっている僕がいるんですよねー。本当に予期せずハマったものですね（笑）
今日も行ってきました！（笑）
森川「でも駅弁もさ、いっぱい買えないじゃん」
うん、だから開催期間中にちょこちょこ行くんだよ（笑）
森川「あ、なるほどねー（笑）」
うん、自分でもこんなにハマるとは…。ハマってもう三、四年経ってますからねー
森川「ひーちゃんと言えばラーメンだったけどね」
でも物産展のイートイン行くと大体ラーメンあるんだよ（笑）
（一同笑）
森川「あ、麺もあるんだね（笑）」
そうそう、俺はうどんもそばも他の麺も好きだから、地方の地元でしか食べれない麺を東京に出張してきたときに食べてるんですよ！

ちょっと可愛いおっちゃんと、とってもドＳな若者が織りなすラブラブリーマンコメディ！
聴くとすごく幸せな感じがするんじゃないかと思うくらい、はっちゃけたおじさんが所狭しと暴れまくっていますので、その辺りを聴いていただけると嬉しいです。とみに最近の若い女性の皆さんは四十歳代のおじさんに魅力を感じるとワイドショーで言っていたので…（笑）
檜山「うんうん、女性たちが同年代よりもちょっと上の人に憧れがあるから、年の差カップルが最近多くなってんじゃないかって…ってなんで俺もお前も詳しいんだよ！（笑）」
とにかく、きゅんってなってもらえるような、こんなに可愛いおじさんがいちゃっていいの？っていう楽しいドラマＣＤになっていますので是非聴いていただけると助かります。面白いです！

本当に誰が聴いてもニコニコしながら楽しめる仕上がりになっていますので、未視聴の方は聴いて頂きたいです。前野も体当たりで演じましたので、その頑張りなんかも聴いて頂ければ嬉しいです。
そして、メーカーさんや、出演者の方々にどんどん感想を送って頂いて、また恋愛年齢２、３、４みたいに次々と展開ができたらいいなって思います。
森川「そうね、ラジオとかね！映画とか！」
（一同笑）
森川「ゲームとか、書籍…は、やってるか（笑）駅弁とか！（笑）」
（一同笑）
檜山「駅関係ねーだろ！（笑）」
恋愛年齢物産展とか（笑）
是非是非、皆様今後とも応援お願いします！（笑）

お話自体は王道だと思うので、ものすごく懐かしい気もするし、それがかえって新鮮な感じがしたり。絶対に、みなさんに楽しんでいただけると思います。
あと、檜山的には子供がいるって言うのがものすごく珍しい設定だなって思いました。
前野「あー確かに僕も、初めてです」
森川「俺はあるな」（※森川さんには「子連れオオカミ」でお父さんの役を演じて頂きました）
あったんだ！俺はびっくりしたよー。
森川「ほら、でももう二十年も前のことだし、子供の一人や二人ね（笑）」
（一同笑）