二人とも優しいタイプの人なので、優しい雰囲気の作品に仕上がっているかなと思います。
お互いがお互いを思いやるというのが、すごく心地いいなと思いました。
収録も穏やかな人だらけだったので、なんとなく心地よくて（笑）。穏やかな気持ちで収録を終えました。

二人の行動とか思考とかがとても初々しくて、なんだか読んでいて恥かしくなってきました（笑）。思わず赤面してしまうシーンもありまして、忘れかけていたこういう素敵な想いっていうのは持っていてもいいんじゃないかなと感じました。
収録は、想像以上にさくさくと進めさせて頂きました。すごくテンポも良いし、それでいてその中でちゃんと感情の流れが気持ちよく流れていくので、やりやすかったし楽しかったですね。もちろん共演者にも恵まれていたので、本番中も、それ以外のところも楽しくやらせて頂きました。

僕が初めてなんで（笑）
（一同笑）
それが一番の聴き所ですね（笑）。
あと、お話自体の優しい雰囲気とかが少し珍しいなという感じがしたので、皆さんこういった作品はたくさん聴いていると思うのですが、いい意味で異質というか、そういうところを感じて頂けるんじゃないかなと思います。ぜひ楽しんで頂ければと思います。
力を入れたポイントはなんだろう……攻め？（笑）
（一同笑）
分からないまま頑張ってみましたけど（笑）。
役作りではあまり苦労しなくて思うままにやらせて頂いたので、一番悩んだ部分が皆さんに気に入って頂ければと思います。

きっと人を好きになると一度は通る道みたいな、ぶつかったり誤解したりがこの作品にはあります。
経験者はそれを思い出して赤面したり、まだこれからな方は「こういうことがあるんだ！」ってのを前もって知ることのできるいい機会だと思うので（笑）、楽しみつつ自分の恋愛にも活かして頂ければと思います。というのもやっぱり、とてもリアルに描かれているお話なので、その辺も聴き所だと思います。
力を入れたところは……僕のキャラクターはむしろ力を抜くキャラクターなので（笑）。
鳴瀬くんより控えめなんだけど、どこか包容力のある年上の雰囲気を出せればと思って演じました。
収録の感想で、「思わず赤面してしまうシーン」があると伺いましたが――？
やっぱりラストシーンですね。やっとお互いの気持ちを言い合って誤解がとけて、想いを受け入れて、泣きながら抱き合うシーンはうるってする素敵なシーンだなと思います。

僕で大丈夫ですか！？（笑）
楽しんで頂けたら何よりなんですけど、このお話は受けと攻めの概念的なものというか、実際は僕が攻めなんですけどメンタル的にはどっちがどっちなんだろう？っていうのが面白いところだと思うので、是非そこら辺を楽しんで頂きたいなと思います。

これを聴いて頂いて、自分の中にある感情を素直に言葉にして、相手に伝える大切さを感じつつも、意地を張ってしまう自分を可愛く思って撫でてあげて下さい（笑）