目をとじて3秒
■キャラクターの感想・収録の感想
■お勧めポイント・聴き所
■緊張している時や、気持ちを落ち着かせるときにすることはありますか?
■ファンの方へメッセージ
<上写真>
★上段左より、森川竜太さん、沼倉愛美さん、疋田涼子さん、米丸歩さん、最上嗣生さん
★下段左より、前野智昭さん、野島健児さん、鈴木千尋さん
<下写真>
★左より、前野智昭さん、野島健児さん、鈴木千尋さん
 
キャラクターの感想・収録の感想
梶ヒロト役・・・・前野智昭さん

本編はマナブとヒロトの掛け合いのシーンがほとんどだったんですけど、お互いに、相手はきっと自分のことを好いてくれているなっていう感じがありながらも、なかなかその確信に迫れないというもどかしさが続くお話だったので、演じながらもすごく切ない気持ちになりました。
台本を読ませていただいて、心情的に難しいけれどもお話がすごく素敵な作品だなって思いました。自分のスキルでどこまで表現できるかわからなかったですけど、なんとかその微妙な感情とかを出せたらいいなって思って、頑張ってやらせていただきました。
収録自体は本当にあっという間で、すごく感情移入ができた気がしますし、とてもイメージがしやすかったです。とっても充実した収録でした。

・知花マナブ役・・・野島健児さん

作品の2人の会話が、とてもコミカルなんですが自然な流れを感じたので、収録では、そこを活かせたらなと思ってやらせていただきました。
マナブくんは物腰が柔らかくて、とても穏やかな人なのかなと初めは思ったんですけど、実はほんのたわいも無いことで結構イライラしたり怒ったりするところがあるんですよね。そんな中、自分を抑える為に目を瞑って3秒数えてみたりとかして、いろんな感情を抑えて暮らしているので、印象的には柔らかいんですけど、心の中は激しく動いてる奴なんだなって。そんな彼が切なく感じて、とてもキュンとくる役でした。

・知花美未役・・・鈴木千尋さん

鈴木さん

「収録はあっという間に終わっちゃいまして、トータル目を開けて30秒くらい?」

全員

「うまい(笑)」

鈴木さん

「勝手知ったる方々ばかりだったので、本当にスムーズにいきました。もっと喋りたかったなっていうのが本当の所だったんですけれども。いろいろ伏線じゃないですけれど、謎めいたところも多々あるキャラクターだったのでこれから先の展開もあればなと思って楽しみでございます。
いやー、後半も出たかったですよねー。回想でもいいですから。」

全員

「(笑)」

野島さん

「あんまり出過ぎるとまた、全部取り込まれちゃうよ。その印象しかなくなっちゃうからね(笑)」

鈴木さん

「キャラが強すぎるから(笑)」

野島さん

「強すぎるから(笑)」

一同

「(笑)」

鈴木さん

「楽しかったです。」

 
お勧めポイント・聴き所
・前野さん

トークでも、手羽先手羽先ばっかり言ってるんですけれども、もちろんそこのシーンも好きなんですが(笑)途中、ヒロトの感情が爆発するシーンが二回くらいありまして、僕はやっぱり「ああ、わかるなぁー」ていう感じのシーンだったので、そこを聴いていただけたら嬉しいですね。
全体的に聴いていただいて、自分はここが気に入ったというポイントを、皆さんが見つけていただければ一番だと思いますが、僕があえてあげるとすれば、ヒロトの感情が爆発するシーンですね。

・野島さん

面白いなって思ったところは、二人のそれぞれ違う視点から同じ時間の物語が進んでいくってところです。お互いのいろんな想いがこういう風にすれ違ってるんだっていうのが、すごくはっきりと見えてきて、二人ともを応援したくなるような気持ちになれました。
二人ともに共感して、もどかしかったり暖かかったりっていう気持ちができるので、2倍楽しめるんじゃないかなって。そんなところも聴き所なんじゃないかなって思います。

・鈴木さん

僕が好きなところは、時間がたって会った時にヒロトが随分と感じが変わっちゃって、チバが戸惑うのが原作読んでて面白いなって思いました(笑)
過去の小さい時のシーンで、ヒロトが耳をカプってやって、「だってこっちの方見てくんなかったんだもん」っていうのも可愛くていいなって。そういった何気ないシーンが僕はとても印象に残っています。

 
緊張している時や、気持ちを落ち着かせるときにすることはありますか?
・前野さん

緊張する時っていうと、僕の場合お仕事の時になるんですけれども、僕はすごく家とかで何度も何度も練習してきちゃうんです。それがいいのか悪いのかは分からないのですが、緊張した時は、「大丈夫、あんだけやったんだから」っていう自己暗示をかけて乗り切るケースが多い気がします。
やった時間を自信に変えてます。

・野島さん

例えば仕事の時とかで、どういう時に緊張するのかっていうと、練習不足だったり、自分のあまり慣れない初めての場所だったりって、色々あるんですけど、そういった自分の100パーセントの状態でできない時は緊張してしまう時があります。
そういう時は暴れてもどうしてもしょうがないので、「地に足をつけよう。自分は大きな地球の上に立ってやってるんだ」って壮大な気持ちを心の中に作ろうと、両足をパンっと床につけて地面とか土とかを感じて、土の暖かさとか地球の暖かさを感じてマイクの前に立っています。」
――腹がたったりした時はどうしますか?
腹が立ってる時は、だいたい何かしら自分自身にも驕りがあったりすると思うんですよね。なので自分にもきっとなにか驕りがあるんじゃないかって探していると、なんとなく怒りが消えたりします。
誰かに怒る時って相手のことを知らなかったりもすると思うんです。知らないからこそ腹が立ったりしてることが多いので、あれがもしもうちのお母さんだったり、弟だったらって思うと、なんとなく怒りも消えてしまうような、そんな気がします。

・鈴木さん

すごく大変な仕事の日の朝とか緊張する時なんかは、だいたい視野が狭くなってしまうので視野を広げようと思います。今日はもう楽しもうと。
前野くんと同じなんですけど、僕も一生懸命練習しちゃう方なんです。なので、「もうやったんだからいいじゃん! あとはもう楽しもう! 煮るなり焼くなり好きにして! あとはディレクターさんとかスタッフさんとかが決めることなんで僕は僕のパフォーマンスだけやればいいし、今までもやってきたじゃん! 結構大変なこともやってこれたじゃん!」っていう昔の自分が今の自分を「頑張れー!」って応援してくれるイメージを持ってます。あとは筋肉とかカチカチの時は、イ自分が一番リラックスする時をイメージします。僕は、温泉に入ってる時が一番リラックスするんですよ。だから、温泉に入ってるイメージを持つ。スタジオの中でも目を閉じてちょっとふぅーっと温泉に入ってるイメージをするだけで結構筋肉もほぐれるんですよ。そういうテクニックを使ったりします。

 
ファンの方へメッセージ
・前野さん

台本を読んでいて、「あ、この役早くやってみたい!」と思えたキャラクターだったので、僕自身、すごくこの作品を録るのが楽しみでした。
是非是非みなさんも聴いていただいて、切ない恋心をわかっていただければ、頑張って演じた甲斐があるかなって思います。
今後続編があるかはわからないですけど、マナブとヒロトと美未ちゃんの話の続きが出来たらいいなって思いますので、今後とも応援よろしくお願いします。

・野島さん

一枚で二度おいしい。そんなCDになっていると思います。二度以上だと思います!×2×2×2×2…で、二乗していくような…聴けば聴く程どんどん幅の広がっていく作品だと思います。
ちょっとした注意点としては、空腹時には聴かないでくださいっていう(笑)
全員「ねー(笑)」

・鈴木さん

親友同士が恋人同士になっていく心温まるストーリーになっているんですけれども、美未ちゃんとしてはにんじん嫌いを、次の次ぐらいまでに克服してくれれば(笑)おいしく食事を取ってほしいなって思います。
過去の話しもまだ描かれてないので、そういうところも外伝的にあれば僕もありがたいですし、皆さんからの聴きたいよ!という声が大きければいいなと思います。そしてまた親子共々共演できたらと思います。

 
*

自然なやり取りの中に、
くすっと笑える部分があったり、
こういう男の子いるなぁって思えたりします。
一転して、感情をぶつけるシーンは、
息を詰めて聴いてしまう迫力が。
自然に登場人物に感情移入できる
作品になりました。

きゅんとしたり、ほっとしたり、
切なくなったり……
色々な感情を楽しんでください。