SEXY EFFECT 96 (3) LOVE SEXUAL
■シナリオを読んでの感想、収録の感想

■聴き所、力を入れた所

■ファンの方に一言お願いします
<上写真>
★上段左より、ふくまつ進紗さん、小形満さん、中村俊洋さん、高橋研二さん、遠藤大輔さん、小野友樹さん
★中段左より、植竹香菜さん、浅倉杏美さん
★下段左より、羽多野渉さん、川原慶久さん、小西克幸さん、森川智之さん、阿部敦さん
※インタビューの内容に一部ネタバレが含まれています。ご注意ください。
シナリオを読んでの感想、収録の感想
・桐埜幸四郎役・・・小西克幸さん

今回、シリーズ完結編ということだったんですけども、柴本という邪魔者が出てきまして(笑)せっかく上手く行ってるのに何ジャマしてんだよこいつとか思ってたら、まぁなんとなく認めてやるよ的な雰囲気になってくれたので、嬉しかったです。
ただ幸せっていうのでなくて、二人の絆が強くなる壁があるっていうのがいいですよね。
しかも、壁も巻き込んで、みんなが同じ方向を向けるっていうのはいいなって。
あと、仲原は…、僕がちょっと偉くなっちゃったんで(笑)彼にはもうちょっと頑張ってもらって、是非偉くなって捜査一課に付いてきてほしいなって思います。

・洲田秀一役・・・森川智之さん

台本を読ませていただいて、とうとう幸四郎が捜査一課に入ってきて、嵐を巻き起こすようなキャラクターが、エリート達とどういう風に対峙していくのかな、みたいな部分も楽しみではあったんですけど、今回、川原くん演じる柴本が来てですね、最初はなんだろうこの嫌な感じは…とか思ったんですけど、実はただの邪魔でなくて、二人のこれからの人生の中でいい経験をさせてもらったっていうか、さっき小西が言ってましたけど、壁が一つクリアになって、より深い絆が結ばれたような感じになりました。
後はまあ仲原くんの今後ですが(笑)彼は、ちょっと置いてけぼりになっちゃって…。ほら、活躍するステージが変わってしまいましたからね(笑)
桐埜がランクアップしたから、仲原君も、もうちょっとスキルアップしてほしいなと。

・仲原譲役・・・阿部敦さん

桐埜が筋を通そうとしている姿が、台本を読んでいてカッコイイなと思いました。男同士で結婚とかできないけど、お父さんに会って話して、とかいうのも凄いなって。
今回、桐埜が捜査一課に行ってしまって、仲原が置いてかれてしまいました。本人は付いて行きたいとは言ってたんですけどね(笑)
仲原には、もっと偉くなってもらって、捜査一課でまた桐埜と先輩後輩として二人で事件を解決したりするお話があるなら、嬉しいなと思います。

・柴本役・・・川原慶久さん

三部作の最後からの参加でしたが、これまで彼らが築いてきた人間関係というのがよく表れているなと思いました。
桐埜が仲原に対して「こうしたらいいじゃないか。」ってアドバイスしている時、その根底にあるのは秀一から得たものだったりしたじゃないですか。そう言うところとかに、人の繋がりで得たものが強くなっていく、っていうのが凄く出ていたと思います。こういうところが続きものの醍醐味だなと思うので、またこの先何かあるようだったら仲原が強くなった姿とかを僕もちょっと見てみたいなと。
そして、彼の出てきた芽を摘む男になりたいなと。
一同:え、摘むんですか!?(笑)
うん(笑)捜査一課にいる人間としては、将来的には仲原とも絡みたいなと思わせられる好人物ぶりだったもので。いつか成長したみんなと会えると嬉しいなと思っています。

・千種役・・・羽多野渉さん

このシリーズが完結ということで、出演させて頂けて、大変光栄だなと思いました。
個人的にもこういう特殊なキャラクターは初めてだったので、とても貴重な体験になりました。
実際、とても気持ちよくやらせて頂きました。

聴き所、力を入れた所
・小西さん

オオクワガタが一番今回のキーワードかと思うんですけど、「オオクワガタと仲原とは」というのが一番の聴き所だと思います(笑)
あと、ずっと自分がメインで出ずっぱりだったので、話を自分の視点で追っちゃうんですけど、洲田と桐埜の二人が上手くいってはいるけれど、そのまま上手くいけるのかどうなのかっていう所が、今回の一番の聴き所なのかなって思います。
そこをどうやって二人が乗り越えてるのかとか、一人が焦ったり意地になったりとかもして、洲田と桐埜、二人の別々な感情を追っかけてもらえれば嬉しいです。

・森川さん

犯罪は、人の弱みに付け込んで生まれます。
一同:どうしたんですか(笑)
なんですけど、それに打ち勝つ正義っていうのは自分を信じる力とか、お互いパートナーを思いやる力とかなんじゃないのかなって、思わせてくれる完結編でした。
今回、新しいキャラクターとして柴本っていう兄貴的な存在の人物が登場して、彼がちょっと嫌な感じなんですけど、言う事はとてもまともなことで、今後の二人に予想されるいろんな障害を事前に言い当てるわけですよ。
それは本当に起こる可能性が高いことなので、そういった障害を乗り越えていく二人の姿、みたいなのも、完結した後としてみなさんに想像してもらえたらな、と思いました。

・阿部さん

今回柴本という新キャラが出てきたんですけど、桐埜も柴本も洲田のことをとても大事にしていて、ちょっとベクトルが違うってだけで、二人ともほんとに洲田のことを思っているっていう、その対比がすごく面白かったです。
後は、なんといっても、オオクワガタ。ナイスチョイスだと思いました。
やっぱりカブトムシじゃダメですね。…はい。

・川原さん

僕は、桐埜と洲田の恋の障害として出てきたんですけど、柴本にとっての桐埜は大事な従兄弟の出世の妨げになる大きな石。だけど、それと同時に自分の勤めてる警察という組織の中では、部下になった期待の新人だし……ということで、すごく扱いづらい奴だと思うんです。
その中で、自分の意思と信念を貫いて周りに自分を認めさせていくっていう桐埜の生き方は、刑事にしろなんにしろ、凄い男らしいし格好よくて憧れますね。
最終的に柴本も、普通だったら認められない男同士の恋愛を「まぁこの二人の事だから。」って認めてしまう。
どんな事でも相手に認めさせる為には、自分の中にある一本芯の通ったスジを貫き通さないといけないのだと言う事を教えられました。
さっき森川さんが言われていましたが、柴本が言う起こりうる障害っていうのは、今後絶対に出てくると思うんですよね。
でも今回の話を見ていると、こいつらなら絶対に乗り越えてくれるだろうなって思わせる絆があるので……本当にとんでもない障害が発生して、二人がどんどん絆を深めていくって話が、見てみたいなって思いました(笑)。

・羽多野さん

今回聴いていて、出てくる登場人物がみんな魅力的でかっこいいし、愛に溢れているなと思ったんですけど、その中でも洲田のお父さんが印象に残っていまして…。
めちゃくちゃいい人だなって(笑)
「二人が幸せならいいじゃないか」みたいなことを言っていて、器でっかいなこの人ーと思いました。しかも副総監なんですよね?すごいです。
親子での会話とかがとても印象に残っていて、凄いほんわかするシーンだなと思いましたので、そこが僕のオススメポイントです。

ファンの方に一言お願いします
・小西さん

ほんとに皆さんのおかげで、二作目を発売することができまして、そして間も置かずに三作目の収録も無事終了いたしました。
ちょっと間が空いたのに、最後まで完結できるっていうのは、みんなが好きで応援してくれたんだろうなってのが伝わってきて、凄く嬉しいです。
僕と森川さんは、シリーズが完結して、いったん終わったと気持ちも落ち着いてはいるんですけど、僕の事務所の後輩で、Aくんというのがいまして、彼はN原という役をやっているんですけど(笑)その彼の役が、ストーリー上しょうがないんですけど、ちょっと残念な感じになっていまして…。僕の可愛い後輩だった分、どっかでスポットを当ててあげたいなって思いがあります。
皆さんが1、2、3巻と聴いて、これはいいじゃないですか!って言っていただけたら、もしかしたら、N原が主役の話も出来るかもしれない…!
まぁ、それは先生次第なんですけど(笑)
なので、完結はしますけど、これからも応援してもらえると嬉しいなと思います。

・森川さん

今後の二人は、このまま皆さんの頭の中にずっと生き続けていって欲しいと思います。色々想像して、楽しんでほしいなって。
あとは、仲原くんが、今後どうやってスピンアウトして主役になるのかが(笑)
「SEXY○○」みたいな感じで(笑)
本庁の柴本に弟子入りした仲原が、おとり捜査で大冒険する(笑)
羽多野:おもしろそうですね、それ(笑)
目が離せなくなってくる柴本。
川原:え、そこで!?(笑)
最初は許せなかった男同士ってのに、自分もなってしまう、みたいな(笑)
そんな風に、色々楽しめると思いますので、ぜひ、今回の完結編を含めてシリーズを聞いていただいて、沢山感想とかリクエストとかしていただけると、もしかしたら次の展開があるかもしれませんので、よろしくお願いします!

・阿部さん

シリーズは完結しますが、スピンアウトして、「仲原の大冒険」があるのでは、という事なので、それも楽しみにしていただければと思います!(笑)

・川原さん

今回柴本をやらせて頂いて、このシリーズがかなり好きになってしまったので、ぜひ「仲原物語」も含め(笑)今までの人間関係がさらに強化された新しい「SEXY EFFECT 96」を、ファンのみなさんと一緒に待ちたいなと思います。

・羽多野さん

自分の中でもそうですし、応援して頂いている方にもイメージのない役だったかと思うんですけど、体当たりでやらせていただきました。 千種はとても孤独な男で、常に薄ら笑いを浮かべるようなお芝居をさせて貰ったんですけど、自分が楽しい、面白いと思える感情がそこにしかなくて、猟奇的に走ってしまうような所は、台本を読んでいてとても悲しくなりました。 でも、そういった所でも、自分のお芝居から何かが伝わったら嬉しいなと思います。

シリーズ遂に完結!
まるでテレビシリーズをやっていたかのような、
キャストとスタッフの団結で、
和気藹々の現場でした。

今回も豪華なゲストをお迎えして、
最終巻をお送りいたします。
桐埜と洲田の恋と、事件の結末は…。
お楽しみに!