SEXY EFFECT 96 (2)
HOT STYLE
■シナリオを読んでの感想、収録の感想

■聴き所、力を入れた所

■ファンの方に一言お願いします
★上段左より、桑原敬一さん、早水リサさん、楠見藍子さん、高橋研二さん、井口祐一さん
★下段左より、千葉一伸さん、森川智之さん、小西克幸さん、阿部敦さん
※インタビューの内容に一部ネタバレが含まれています。ご注意ください。
シナリオを読んでの感想、収録の感想
・桐埜幸四郎役・・・小西克幸さん

今回、約8ヶ月ぶりに収録させていただいたんですけど、一年近く空いてる割には、すんなり役に入れました。
台本も非常に僕がやりやすいというか、桐埜を演じやすい脚本だったので、非常に楽しくやらせていただきました。
役を思い出すのとか、作り直すのに時間がかかるかもって若干びびってたんですけど、実際やってみたら、すんなり入れたので良かったなと、安心しました。
これでみなさんが聞いた時に、「あれ、前と違うな」って思われたらやだなって思うんですけど(笑)そうじゃないことを祈って全力でやりました。

・洲田秀一役・・・森川智之さん

今回は、切ない話だなーと思いました。
こういう事が現実にあったら、何とも言えない気持ちになってしまいます。
しかも事件に関わっているのが、司法に携わる人間だったり、検察の人間だったり、はたまた警察だったりするので、やりきれない部分はあったんですけど、それらも含めて今回のシナリオはとっても面白かったです。
収録は、ほんとに阿部くんの好リードで(笑)ともすると切ない話で暗くなってしまうような感じもするんですけど、とても楽しかったです。
滞りなく収録が終わりまして、さらに巻末トークでの彼のDJっぷりが素晴らしかったということで、新しいスタイルを確立した阿部くんをこれからも「HOT STYLE」としては、ニューリーダーとして、ますます回を重ねるごとにパワーアップさせていきたいなと思います(笑)
早く3巻にならないかなと思います(笑)

・仲原譲役・・・阿部敦さん

今回登場する人たちはみんなすごく優しい人間だと思うんですけど、どこかで食い違ってしまうと、優しさが深ければ深いほど憎しみが進んじゃうのかなって思って、やりきれなく切なかったです。
誰かが一言でも止めてあげたら違う方向に行けたんだろうなって思いました。
収録は…、DJとして頑張ったつもりだったんですけど(笑)なかなか力が付いてこない感じで。シリーズ3作目もあるということなので、そっちで頑張りたいと思います(笑)
仲原は、僕から見ると幸せになってほしいなって思うんですけど、彼はきっと既に幸せだと思うんですよね。きっと彼は、桐埜と一緒にこういう日常を送れてるのが幸せだと思うので、このままでいいのかなとも思います(笑)

・久坂隆文役・・・千葉一伸さん

シリーズ2作目ということでしたが、僕は初登場で、森川さん演じる洲田の高校時代の友人という役でした。
シナリオの最初から登場していて、ちょっかい出すような役なのかな?って思ってたら、読み進めると、どうやらそうではないらしいと。
悪徳弁護士と言われているのですが、どうしてそうなったのかっていう流れを楽しみながら読ませていただきました。
全ての理由が分かった上で、久坂という役を組み立てて現場に来たんですけど、森川さん小西君と何度も共演させて頂いている人たちなので、非常にすんなりと自分が作ってきた久坂を出すことができました。
久坂は、弁護士という仕事を選んだんですけど、彼は辛い事件のせいでとんでもないことをしでかしてしまいます。事情を考えると、気持ちは分からないでもないなと思うのですが、立場を考えて、弟のことを考えると、思い留まって欲しかったなと思いました。
思い留まってくれたら、3巻にも出れたのに(笑)

聴き所、力を入れた所
・小西さん

可愛い森川さんを聴いてください。後、イナバウワーになっている阿部君を聴いてください(笑)

・森川さん

今回久坂が結構メイン所になっていまして、彼の最後の方の65分位の所からとっても感動的なシーンだと思いますので、あ、いや、それ位だともう終わってるな…、55分位かな(笑)
久坂のすっと素に戻った所の、全てが救われるのではないけれど、聴いてる人にとってみると、ほっとするような台詞があったりするので、その辺も聴いてみて、「あ、ここか」と確認していただいて、あと時間を確かめてもらえれば(笑)。

・阿部さん

巻末コメント頑張ったので、聴いてみてください。 久坂さんが、心情を淡々と言っていくシーンがあるんですけど、そこがどこか少し泣いているような感じがしてとても良かったです。
仲原は本編のシリアスさとはまた違った部分で、和み担当だったりしたので、ほっとしていただけると嬉しいです。

・千葉さん

やはり対決のシーンでの、久坂の想いと、追い詰められたときに、洲田を想う桐埜の台詞ですね。
そこのシーンがとても良かったんでぜひ聴いて下さい。

ファンの方に一言お願いします
・小西さん

絶対に前作と続けて聴かないでくださいね(笑)
千葉「自信ねーのか、結局(笑)すんなり役に入れたんだろ?」
やりやすかったですよ、本当にやりやすかったです!普通に喋ってやれる脚本だったから、良かったんですけど、でも声が違うって思われちゃったら困るなって…。
千葉「どんだけ小心者なんだよ。自信持てよ(笑)」
僕ほんとそういうの弱いんですよ(笑)
あ、でも一伸さんに大丈夫だってお墨付き貰ったんで!
1巻と2巻を続けて聴いてもらって、3巻も出るということなので、3巻に向けて、思いを募らせていただければ嬉しいです。

・森川さん

前回同様、今回の話もそうなんですけど、人間捨てたモンじゃないよみたいな所を見せてくれる主役の小西くん演じる桐埜が、「こういう一般市民を守ってくれる、善良な正義感溢れる刑事がいたらいいなぁ」っていう感じで、とてもいいです。
今、そういう刑事がいないっていうわけじゃないですけどね(笑)
桐埜のそういう部分に洲田は惚れていたりとか、お互いが惹き合っているっていう部分があって、そんなピュアな所が素敵だなって。
作品の、人間的に暖かい部分を感じ取っていただけると嬉しいと思います。

・阿部さん

ある意味対極の人間が描かれた作品だと思います。洲田も久坂も同じ所を目指してた人だと思うんですけど、あるきっかけで別の所に行ってしまったのかなって。
前作との続きで、桐埜と洲田の二人が深いところで繋がったんだろうなって思えるので、3作目の発展が楽しみです。皆さんも楽しみにしていて下さい。

・千葉さん

今回初参加させて頂きましたけれども、久坂は凄く強い絆で結ばれている桐埜と洲田の二人に立ちはだかる役です。悲しくも苦しい立場の役ですが、ある意味楽しんで演じさせていただきましたので、ぜひ楽しんで聴いてください。

お待たせいたしました!の続編です。
今回も、事件と恋がたっぷり詰まって、
さらにちょっと考えさせられる
ストーリーです。
何度も聴いていただきたいです!